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運用でエッジを堅持する

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これまでの研究開発の結果、ひとつの到達点には到達できたと考えている。

それは、現モデルの 「Avg 2~ pips/trade」 というエッジだ。

これは、十分に良いパフォーマンスであり、これ以上の数値を無理に追い求める必要はないと考えている。

むしろ重要なのは、「このエッジを壊さずに、長期間維持できるか」である。

目標は、Avg 2~ pips/trade × 1000~ trades

短期的な上下ではなく、大数の中でエッジを再現し続けることだ。

研究フェーズから、運用フェーズへ移行する段階に来ている。


レジーム・データ分布の変質に対して

ライブ運用では、バックテスト通りに進まない可能性がある。

Validation(バックテスト)と、リアル Forward の結果には、一定の乖離が生じることを前提に考える。

短期的なノイズに惑わされず、長期で評価する。

運用基準

  • Validationと、ライブのForwardの評価乖離率が 40~100% の範囲ならオントラック
  • 1日・1週間単位では判断しない
  • 200回、500回、1000回単位で評価する

監視する指標:

  • Avg pips/trade
  • TP rate
  • トレード数
  • Prediction出力のヒストグラム分布

対処

毎週末に、データ集計と評価を行う。

この1、2週の分布は、どのように違ったのか、同じだったのか。

  • TP可能区間率、SL区間率
  • ボラティリティー
  • レジーム
  • イベント有り無し

また、マーケット変化に緩く追従するため、毎週ローリングでモデル更新を行う。

  • その週のデータを学習データへ追加
  • モデル再学習
  • 現行の15個モデルから、1つだけを入れ替える

モデルを急激に変えるのではなく、緩やかに追従させることを重視する。


異常時の対処

急変相場、異常相場では、ポジションを縮小する。

これは、自動ではなく手動運用としている。異常時は、機械ではなく人間が判断する。

スマホ・PCから、エントリーポジション数を即時変更できるようにしてある。

例えば、2026/05 の為替介入局面のように、明らかに危険な期間では、ドル円 1,000通貨 に落として稼働させていた。

Buyシグナルがどれぐらい発生するか、データ取りを行うためだ。

レアイベントは、ある意味では「無かったこと」にしても良い。

ただし、未来でも同じ原則で再現可能な運用であることが前提になる。

そして、その影響が最終損益に大きく効くのであれば、それはもはや例外ではなく、システム仕様に含めるべき事象になる。


システムの堅牢性

リアル運用で、ほぼ稼働率100%、システム執行率100%を維持する。

Websocket切断、通信エラー、処理エラー時の自動復旧

この領域は、しっかりとシステムを作り込めている。


モデル改良について

運用フェーズに入った今においても、モデル改良を試したくなるが、むやみに改良を行うべきではない。

大きな変更は、現行のエッジそのものを壊す可能性がある。

Avg 2~ pips/trade を達成できている以上、今の焦点は「改善」ではなく、長期間堅持すること