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高ボラだけで学習したら成績は良くなるのか?

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ドル円の期待値予測モデルを開発している。

今回は、高ボラティリティ相場に絞って、学習と評価をしたら成績が良くなるのかを試した。

仮説

低ボラティリティの横ばい相場は値動きが小さい。上昇も下落も半々である。

ノイズが多く、学習に悪影響を与えている可能性がある。

そこで、

低ボラ相場を捨てて、高ボラ相場だけで学習したらどうなるか

を検証した。

実験

直近30分の値幅を表す HLRange30m を使い、半分以上である閾値 11.8pips

HLRange30m > 0.118

のデータだけを学習と評価に使用した。

対象データは全体の約半分になる。

結果

期待した改善は見られなかった。

特に高い予測値が出たサンプルの成績が悪化した。

乱数シードを変えても同じ傾向だった。

考察

高ボラティリティそのものにエッジがあるわけではなさそうだ。

モデルは、

  • ボラティリティ
  • モメンタム
  • 高値安値位置
  • 時間帯

など複数の特徴量を組み合わせて判断している。

高ボラだけに絞ることで、学習できる市場状態が減ってしまった可能性がある。

低ボラをフィルターでカットしても、良くはならない。

おそらく、他の単体のフィルターでカットしても、同じく良くはならないだろう。

まとめ

高ボラティリティ相場だけで学習しても成績は良くならなかった。

むしろ高Pred帯の性能は悪化した。

今回の結果を見る限り、

強い単一条件に絞るより、多くの特徴量を使って広く学習する方が良さそうだ。

金融予測では、一つの強いルールやフィルターよりも、多数の弱いシグナルの組み合わせが良いことが再び確認された。